歯ぎしり
◎歯ぎしりの原因
浅い眠りのときに起こりやすいといわれる歯ぎしり。 原因として「飲酒」「喫煙」「カフェイン摂取」「ストレス」「噛み合わせ」「歯並び」が挙げられます。 特に多いのがストレスによるもので、環境の変化や日々の疲れによってストレスがたまっている場合、その解消のために歯ぎしりをしてしまうのです。
◎歯ぎしりの力
歯が接触している時間は、ほんの一瞬ですが歯ぎしりは長時間、持続的に力がかかります。 (男性200~300キロ女性100~200キロの力がかかっていると言われています。
◎歯ぎしりの治療法
現在もっとも一般的に行われている治療法は、ナイトガードを用いた方法です。 ナイトガードとは、睡眠時に用いるマウスピースで、装着して眠ることで上下の歯が直接当たらないようにすることができます。 ナイトガードを付けて眠れば、もし歯ぎしりをしてしまったとしても歯の摩耗や欠損を防げます。
もう一つはボトックスです。筋肉を弛緩させる作用があるため、歯ぎしりに有効な治療法です。
◎歯ぎしりセルフチェック
①歯がすり減って、先端がツルツルしている
②起床したとき、顎や歯に痛みや疲れ、違和感がある
③歯みがきをすると、歯がしみる
④歯みがきをしっかり行っているのに、虫歯になりやすい
⑤歯が欠けたり、つめ物・かぶせ物が壊れたりすることがよくある
⑥口腔内に骨隆起(骨が変形して盛り上がる)できている
一つ以上当てはまったら歯ぎしりをしている可能性が高いです。
歯ぎしりをしていても困った症状が出ない方もいます。
気になる方はぜひ当院にご相談ください。