大阪府豊中市上野東の歯医者・歯科クリニック

舌ブラシについて

◎舌ブラシの効果

舌ブラシは、基本的にソフトな素材を使用しているため、舌にダメージを与えにくく、なおかつ舌に付着する舌苔を効率良く取り除いてくれます。 効率良く舌苔を除去できるということは、虫歯や歯周病、口臭などを効率的に改善できるということになります。

◎舌ブラシの使用頻度

舌みがきは1日1回が目安と言われています。
1日に何度も舌をこすると舌の粘膜を傷つけてしまうこともあるので、舌みがきは1日1回を目安に、舌の汚れが気になるときに行って下さい。 朝は舌苔の付着量が多いので、舌みがきは朝の歯みがき時に行うのがおすすめです。

◎舌みがきのやり方

①汚れの確認
まずは鏡で舌の汚れの付き方を確認します。白っぽくなっている部分に注目しましょう。

②舌をみがく
舌ブラシをできるだけ舌の奥(根本)に当て、そこから汚れを掻き出すイメージで、“ゆっくりと”手前に動かしていきます。この際は強い力でおこなわず、できるだけやさしくおこなうのがポイントです。
これを何度か繰り返します。

③汚れを落とす
舌ブラシの汚れをその都度落として洗浄します。道具に汚れが付着した状態で舌みがきを続けると逆効果になりますので注意してください。道具に汚れが付きにくくなってきたら、舌みがき終了の合図です。

◎舌ブラシの注意点

①歯磨き粉を使わない
歯磨き粉を舌みがきに使うと舌を刺激して傷つける恐れがありますので、歯磨き粉の使用は避けてください。

②強く過ぎない
舌みがきを歯みがきのようにゴシゴシ強くおこなうと、舌の糸状乳頭が刺激され増殖してしまい、逆に汚れが溜まりやすい舌となってしまいます。また舌にある「味蕾(みらい:味を感じる小さな器官)」を傷つけてしまい味覚障害を引き起こすことも。
舌みがきは、ゆっくりと優しく行うことが大切です。

③頻繁にやり過ぎない

同様に、舌みがきは頻繁にやり過ぎても舌を傷つけるため逆効果です。多くても1日1回程度の頻度で、適度におこなっていくようにしてください。

④舌みがきは歯みがきの前に

歯みがきの後に舌みがきをおこなうと、逆に口臭を悪化させてしまう恐れがあります。舌みがきは、必ず歯はみがきの前におこなうようにしてください。

わからないことがありましたらぜひ当院にご相談ください。

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