口内炎
◎口内炎ができる原因
①物理的な刺激
唇や頬の内側を噛んでしまうと傷ができます。
お口の中に細菌が多く繁殖していると、傷口に細菌が繁殖して口内炎になってしまいます。
誤って噛んでしまうときだけでなく、入れ歯の噛み合わせが悪いときや、矯正器具が粘膜に当たる刺激によっても、口内炎ができてしまうことがあります。
②免疫力の低下
ストレスや、病気、また抗がん剤治療などで免疫力が下がると、口内炎ができやすくなります。
③ウィルス感染
例えば、単純ヘルペスウイルスに感染したために、ウィルス性の口内炎ができる場合があります。
④ビタミン不足
特にビタミンB群が不足すると、粘膜が弱くなります。
そのため、ちょっとしたことで傷ができやすくなります。
◎口内炎を早く治す方法
①お口の中を清潔にしましょう。
痛いから歯磨きをしたくないと感じるかもしれません。
しかし、歯磨きしないとお口の中でどんどんと菌が繁殖するため、口内炎の治りが遅くなります。
起床時や、食後はできるだけ歯を磨くようにしましょう。
②うがいする
お口の中を清潔にするために、うがいすることも効果的です。
しかしアルコールが含まれているマウスウォッシュは刺激が強いため、低刺激のものを使用しましょう。
③痛みが強いときは歯科医院へ
痛みが強い場合は無理せず、歯科医院に行きましょう。
お口の中を清潔にする方法の説明や薬を塗ってもらうことができます。
◎口内炎ができている時にやってはいけないこと
口内炎ができている時に、血行が良くなることをすると痛みが強くなってしまうことがあります。
アルコールを飲んだり、湯船に浸かったり、運動することは控えたほうがいいでしょう。
また、歯磨きをしないなど、お口の中を不潔にしないように注意してください。