日本人の歯の平均残存本数について
歯は全部そろっていれば32本です。
そのうち4本は親知らずなので、それを除けば28本となります。
生まれつき歯の本数が多かったり少なかったりする方もいます。
厚生労働省が行った2016年の歯科疾患実態調査によると、
1人当たりの歯の数の平均値は
年齢 | 本数 |
---|---|
15~24歳 | 28.4本 |
25~34歳 | 28.7本 |
35~44歳 | 28.2本 |
45~54歳 | 27.0本 |
55~64歳 | 24.5本 |
65~74歳 | 20.8本 |
75歳~ | 15.7本 |
となっています。
加齢とともに歯が失われていっていることが分かります。
平成元年から厚生労働省と日本歯科医師会が推奨している、80歳で残存歯を20本以上残すことを目標とした『8020運動』というものがあります。
「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるようにしよう」という発案から始まっています。20本以上の歯が残っていれば、食事をする時にしっかりと噛むことができ、「食べる」ということには困らないと言われています。